GAT-X303 AEGIS GUNDAM 1/144 SCALE MODEL HG GANDAM SEED



大まかな改修を終了して、ひとまず仮組。全体のバランス調整などをチェック!です。
 手首を付け忘れた・・・コレクションのバスターの物を使用、完成画像と見比べて見て下さい。


アンアテナを120度位で接着



スキュラ下部からの切断位置とバインダーのクランクを新設



スタビにディテール追加、肩の中にプラ板を張りダボを隠します。



スラスターをくり貫き、エバーグリーンを貼り付け4ヶ所










 またまたやって参りました〜長期連休恒例企画の第4弾はイージスガンダムです!
ここでお詫びをしなくてはいけませんね〜、前回の企画の最後に次回はストライクに決定と言ったのに・・・我ながら計画性に欠ける企画だとしみじみ思う、そりゃそうだよ短に溜まったプラモを完成させよう!ってだけだもん。・・・ゴメンナサイ。
 イージスガンダム、それは数少ないMAに変形するガンダムで、それもこんなに奇抜な変形をする機体は今までになかった。しかし現在のガンダムは設定に無理が少ない変形だったり、ちゃんとバランスが取れた設定画であったりと、キットにした時におかしいと思う事が少ない、まあ昔のは理論的に構造上も無理なのがいっぱいだったので今回は楽は方ですが、今回はMAへの変形を殺してでもMS状態でいかにカッコよく見せるかがテーマです。それでは製作開始です。

 頭部
 イージスはGATシリーズの中で指揮系統を担当すMSなので、アンテナはキットの物を切断し、変わりに1/100のジャンクパーツを拝借し尖らせて角度を変えて接着しました、元キットは細くて貧弱に見えたのですが、いかがでしょう。
トサカ部のカメラ3ヶ所ですが、ここ最近塗装をしていません、同じ色をしたクリアのプラ材を使っています、発色が良くなるよう裏側にシルバーを塗装してます。
顔を後ハメ出来る様に頬を裏側から削り、ダボを少し残してカットし完成後に接着します。

 胸部&首
 胸のダクトの青いパーツをカットしエヴァグリーンのプラ板を張ってます。
 首元が変形の為に後過ぎると感じたので2mmまでは行かないが前にずらします、ここのPCは胴体の保持も兼ねているので、キットで面位置でPCをカットし、へこんだ所にプラ板で塞いでPCを完全に固定します。新に角パーニアなどプラ材で首を作り、少し角度を付けて首が引ける様にしました。
 サイドのMA時のアーム部上部が肩の付け根になりますが、元キットはMA変形を可能とする為に肩のスイングが出来ません、ここは仮組時より出来たら絶対かっこいい物が出来ると確信していたので、今回MAへの変形を断念した要因でもあります。
キットの上部にプラ板でPC軸を貼り付け、内部をくり貫き可動させました、上部のデテールはPCの軸を隠す為に貼り付けてます、プラ板を張った部分の形状はだいぶオリジナルが入ってますが、可動の為に干渉を防ぐ為でもあります。

 肩
 スイングするPCが丸見えなので腕部との連結にプラパイプをデテールアップしたものを挟んでランナーと腕部をつないでます。
 アーマーは写真の位置でカットすると後ハメが可能です、これでグレーのパーツは接着しなくてもOKです。
アーマーの上部がキットでは尖ってないのでプラ板を張って削りました。
肩がわが寂しいのでプラ板でデコレートしてます。
裏側がダボが丸見えですのでプラ板で塞いで先端はエヴァグリーンのプラです。

 胴体
 今回のメイン改造です。キットを仮組した時 「なんでこんなに胴長でバランスが悪いのだろう。何が原因なんだろう。」とパーツを外したり角度を変えたりしてみました。
このキットはサイドのバインダー?スラスター?でバランスを無理やり取っているんですよ、外して見ると本当に胴長になってしまうので、今回はかなり無謀な切断をしました、胴体のスキュラの下から切り、2mmほど詰めて、スキュラの低位置に後にずらして接着しました。これにより、クランクの取り付け位置も変更してます。
後に下げた事によって、フロントアーマーの出っ張りの違和感も無くなります。
サイドのクランクがキットでは細いので余計腹が貧弱に見えるので、ここはアレンジしたクランクを作りました、MSを基準にした時に腹が太く見えるようプラ板とデテールアップパーツで製作してます。

 腰部
 フロントアーマーは、前面のパーツの左右をカットし裏側のパーツではアーマーの上部に当るところを、少し削るとアーマーが少しハの字に開けます、構造上前には動かせないので、とても味気ないところだったので、やる価値はかなりあります。
下側をカットしてフィンを入れています、ここもエヴァグリーンです。
フンドシとサイドの間にプラ板でちょっとデコレートしました。
 バインダーは、色分け部分で後ハメが可能です、ここは各社模型誌を参考してみてください。可動がしない部分は完成後接着すればOKです。スラスターのフィンがある所は、薄く削ってエヴァプラを張り無い所は完全にくリ抜きここもエヴァプラを張ってます。今回大変重宝してます。

 腕部
 下腕がいいかげんな作りで手首回りがカバーの様になっている形状に見せる為にくり貫き、コレクションシリーズのバスターの下腕を切断し形状を整えて中にPCをしこんで接着、手と手首のPCの間にコトブキヤのパーツを挟んでます。

 脚部
 基本的には何もしてません、キットが変形する構造の物は脚部をしっかりしてないと立ってくれないので余り手を入れてぐにゃぐにゃになってしまうのを防ぐ為でも有りますが、デテールだけすこし入れただけです。
かかとが折れる様に可動する為か?肉抜きされているので、プラ板でふさいでます。可動には支障は全くありません。

 ランドセル
 胴体と一体化してますが、サイドの四角の部分にエヴァプラ板を張ってます、スタビライザー上部をくり抜きここもエヴァプラ板です、接着面が少しズレているので、デテールを追加して見所を追加してます。

 武器&シールド 
 ライフル銃口をピンバイスで開口して、サイトは頭部のカメラ同様にプラ板をハメ込んでます。
 シールドのマイナスモールド付きのデテールを削り飛ばし、コトブキヤのパーツを張っています、先端を削って尖らせました。

 塗装
 イージスのメインの色がピンク系なので、グラデーション明度の幅が微妙ですが、ベースグレイを今回も角だけ塗装し、専用カラーのガンダムカラーピンク9に蛍光ピンク少量加えたもので角だけ残して塗装してます。
黄色はサーフェイサーの白を先に吹き、塗装。、
白は専用カラーですが、その他は、専用カラー+黒鉄色少々でベタ塗りです。

製作後記
 盗まれたGATシリーズが遂に、そろいました。これも今いる会社の連休が盆暮れ正月、GWとしっかりあるおかげです。(笑)
今回の製作期間はほぼ1ヶ月位ですかね、連休中は塗装に明け暮れ徹夜もしましたが・・・肘の調子が悪くなり、塗装を中断したら色合いが少々ズレていまい焦りましたが、何とかごまかしてます(汗)
 製作物は可変MSと言う事で、最初からどちらかを作るつもりでいましたが、5機勢揃いをやりたいのでMSになりました。
 MS形態を重視、可変ナシと言う事は、普通のMSを製作しているのと変わらないんですよねー、そら〜早く完成する訳だよ。プロポーションの修正や見せ場などの追加で済んでしまうのだからね。
 今季Zシリーズでアッシマーが発売されますが、その出来は・・・両立の宿命がバンダイさんを悩ませる、可変MSの商品の出を遅らせる要因かもしれませんね〜。対象年齢8才以上と書かれたパッケージを見て、自分の年齢の差を考えよう、ちょっとした違いも許してあげよう、出来る事は自分でやってみましょうと思ったりもします。
それが我々の好きなプラモであるならば・・・。
 2005.5.9 完成