蜘蛛の観察




ナガコガネグモ

ナガコガネグモ
街灯の下を流れる小川の上に巣を張りました。 綺麗な模様のクモです。水田やこのような水辺に巣
 を張る習性があるようです。 



ナガコガネグモ 背部からの写真です。
網の中心に「隠れ帯」と呼ばれるジクザクの白く見える模様を付けてその中心に静止して獲物を待ち
 ます。獲物がかかると糸でぐるぐる巻きにします。危険を感じると巣を激しく揺する習性があります。



腹部から見たナガコガネグモ
隠れ帯・出糸突起
クモは8の字です。頭胸部と腹部で8の字に見えます。肢は8本です。肢は8関節から出来ています。



ナガコガネグモ
網に獲物がかかると赤い色をした糸いぼから、幅広く糸を出して、虫をぐるぐる回しながら、 後ろ足で
 糸を繰り出して巻きます。




ジョロウグモ

ジョロウグモ
 我が家の周りに7匹のジョロウグモが巣をかけました。
体長 ♂3〜11mm ♀11〜30mm メスに対してオスは極めて小さい。
オスは触肢で交尾をします。オスは交尾の機会を狙っているようです。



9月1日



10月27日
9/1から10/27の約2ヶ月でこの様に変わりました。腹部が大きく膨らみ模様が鮮やかになりまし
 た。
10月27日現在生存しているのは7匹中 2匹だけになりました。



ジョロウグモの立体的な網の様子
網は3重に張られています。前の網、本網、後部の網です。本網は平らに張られ馬蹄形をしていま
 す。その中心 扇の要に相当するところで獲物のかかるのを静かに待っています。



獲物がかかると毒牙でかみついて殺します。コガネグモのように糸でぐるぐる巻きにはしません。
クモは体外消化です。獲物に消化液を注入して体を溶かして体液を吸い取ります。




クモの体











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