サツマイモ
1.プロローグ
サツマイモはヒルガオ科 アサガオやルコウソウの仲間です。
昨年芋掘りをしたらこの辺りでは珍しく花が咲いていました。蕾もありグラスに挿してしばらく鑑賞しま
 した。
サツマイモは性強く花が散っても葉茎が伸び花瓶の中で越年しました。その葉茎を植えたら芋が成り
 ました。驚きです。


2.観察記録

2006年10月14日
芋堀をしたら直径3pほどの花が咲いていました。グラスに挿して鑑賞しました。



2006年10月20日 6日目
蕾が開花しました。茎の先端から不定根が出始めました。



アサガオの花のような感じです。



2007年1月8日 79日目
根がグラス一杯になりました。水の吸い上げ量も多くそろそろ大きな器に移し替えないと無理です。






2007年1月8日 不定根先端 60倍
この根が生命力旺盛 どんどん根を伸ばし養分を吸い上げていきます。



グラス一杯になった根
この頃から植木用の液体肥料を時折数滴水の中に入れました。天気の良いときは廊下で日に当て
 たりしました。部屋へ入れ忘れると翌朝はしおれて枯れるのかなと思うようなことも2〜3回ほどありま
 した。それが昼頃になればしゃんと復活。生命力の強さに感心させられました。



2007年3月9日 139日目
無事?に冬を乗り切り春を迎えました。
5月14日 205日目根と茎葉切り離して植えました。



2007年9月23日 芋掘り 320日目
植えてから115日目芋掘りをしました。あのグラス一杯になっていた根の一部が肥大して形は悪い
 がサツマイモになりました。測定結果は下記



10月4日 
長さ20p、太さ直径6p、重さ450グラム 堀穫ってから11日目です。この芋電子レンジでチンして
 からパン焼き器で焼いて食いました。美味。今まで食べた中で一番旨かった。


3.エピローグ
 こうやってみるとサツマイモの生命力の強さは驚きです。昔は飢饉の重要な食料となり多くの人命
 を救いました。戦時中はあちこちの荒れ地に植えて食糧難の一助として役立ちました。私も小学校時
 代この恩恵に浴した一人です。


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