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旅ごはんレポート
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自炊で旅をしてみたい。だけど、行ってからないものが多くて不便なのは嫌。どんなものを用意すればいいかわからない・・・。
そんな方は、このページがヒントになるかもしれません。
私は、車で自炊湯治へ行くので、必然的に何でも用意してます。ここまで揃えれば、どんな状況にも安心ですが、宿によっては、素晴らしく揃っていて、自前のものは何にも使わなかった・・・なんてこともあります。 |
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調味料 について***** 最低限の調味料は用意していきましょう。
調理道具 について***** たいていのものは宿に用意されていますが、車に積んでおくと安心。
乾 物 はあると便利***** いざというときにも役立ちます。
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■調味料について
自炊のできる宿では最低限の食器や調理道具は置いてあるのが普通です。しかし調味料となると用意されていることはほとんどありません。したがって自分で用意することになるんですが、私はいつもこのくらいのものを持っていきます。 |
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調味料類はまとめてダンボール箱に入れて持ち運びます。宿に着いたら炊事場にそのまま運び込んだり、そのまま流し台の下に放り込んだりします。
ダンボールは上が開いていると出し入れが楽です。また細長いと流しの下に収まりがいいですよ。
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基本の調味料
醤油、みりん、酒はペットボトルに入れていきます。写真は500mlのボトルですが、最近はもうひとサイズ小さいものに変えました。この辺は滞在日数により適当な大きさのものにすればよいでしょう。ポイントはかさばらないことです。後は塩とコショー。 |
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油など
オリーブオイル、ごま油、酢、サラダ油。サラダ油は詰め替え用のものがかさばらず、ビン類の隙間に入れられ具合がいいです。でも揚げ物をしないならこれは要らないでしょう。
ごま油はあると便利ですねぇ。例えばほうれん草を1把買ったら、半分はお浸しに、残りはごま油で炒めたりして、全く別の二品になります。
酢はそんなに量は使わないですが、箸休めの酢の物や、インスタントラーメンを酸辣湯麺(サンラータンメン)に変身させるのに使えます。ポン酢の入っていた小さな瓶に移し変えて持って行きます。 |
粉類
砂糖、片栗粉、カレー粉など。
それぞれジップ袋に入れてまとめてタッパーに。小麦粉も同じ要領で持って行きます。またそば粉も軽食や締めに使えますよ(簡単メニューは他で紹介します)。粉山椒などもいいですね。 |
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その他
おたま、菜ばしなど。この手のものは大抵宿にあります。まず無いことはないのですが、使い慣れたものの方が何かしっくりくる、その程度のことです。だいたい調味料一緒に使うので、調味料箱に入れておきます。
刺身パックに付いてくるワサビや納豆のからしなども重宝します。ただのお浸しがワサビ和えやからし和えに変身。 |
■調理道具について
このグループは正直あまり出番のないものもあります。自炊のできる宿では最低限の調理道具が用意されているのが普通だからです。逆に非常に重宝する道具もあり、車に積んでおいて必要なものだけ車から降ろして使います。基本的に車に積みっぱなしです。 |
フライパン、鍋など。
自炊のできる宿ではフライパンや鍋がないということはまずありません。‥‥とはいえ、どんな状況にも対応するという強い意思で、フライパンとゆきひら鍋が車に積んであります。 |
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アルミバット、まな板、包丁
アルミバットは切った食材を入れておくのに便利です。まな板は宿にまずあります。2枚あると便利なので薄い抗菌まな板を入れておきます。
包丁はたいてい宿のものを使わせてもらいますが、市場で鮮魚を仕入れたときなど、包丁セットの出番です。牛刀、出刃包丁、ぺティナイフ、骨抜き、ウロコ取りをセットでケースに入れています。
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土鍋、電気コンロ
土鍋、秋から冬にかけてこれ程重宝した道具はありませんでした。寒い時期はとにかく暖かいものが食べたくなります。鍋料理なら他に何品も料理を作らなくていいので大変楽です。また最後にうどんやご飯を入れれば締めまでひと鍋でOK、洗い物も少ないです。とにかく優れものアイテムです。
電気コンロは卓上で保温程度に使います。ガス台でグツグツさせたのを持ってきて、冷めない程度の加減で充分です。カセットコンロのように火を使わないし、ボンベ代もかかりません。コンセントが遠い場合があるので延長コードを忘れずに。
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クーラーボックス
これはかかせません。市場で買った鮮魚を入れたり、暑さに弱い野菜を入れたりします。これがあれば心配しないで、鮮魚市場や野菜直売所で買い物ができます。
また醤油や味噌、冷たい飲み物なども入れておきます。味噌は小さめのタッパーにラップにくるんで入れます。少なくなったらもうひとラップ、2種類の味噌を入れてもいいですね。
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キッチンペーパー、ラップなど
キッチンペーパー、ラップ、アルミホイルの3点セットは置いていない場合が多いです。ふきんは置いていないと困るので、必ず持って行きます。
その他には新聞紙が何かと役に立ちます。使った後の油を吸わせて捨てたり、野菜をくるんだり(新聞紙でくるんでおくとムレないで持ちがいいです)。また保温力があるので、冷蔵品は新聞でくるんでクーラーボックスに入れます。
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ぐい飲み
浅くて口広のものは刺身などを食べるときの醤油さしになります。他にも薬味を入れたり珍味をちょこっと盛ったり、食卓が楽しくなります。そして何より酒飲みはマイぐい飲みで日本酒を飲みたいのです!
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■乾物はあると便利
保存性がよく軽い乾物類は車に積んでおくと何かと便利。
乾物類はダンボール箱に詰め込みます。車のトランクに乗せっぱなしのときもあります。
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パックご飯、レトルトカレー、インスタントラーメンなど。
私はご飯党なので朝米を炊きますが、炊飯器がないときなどの非常用としてパックご飯とレトルトカレーを用意してます。またインスタントラーメンは軽食としてだけでなく、鍋のしめにも使えます。韓国の辛ラーメンは麺がしっかりしていて鍋向き。添付のスープに肉や野菜を入れて辛味鍋をやり、最後に麺と投入するのもいいですね。その場合はスープに味噌を足すとコクが出ます。辛ラーメンは味が強いので一袋で2人前の辛味鍋がちょうどいいです。 |
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乾麺、うどん、いり胡麻など。
パスタや乾麺のうどんは日持ちするので常に乾物箱に入っています。写真は秋田で買った稲庭うどん、行った先々で乾麺を買うことが多いです。ゆでうどん(常温保存可能なもの)は小腹が空いたときや鍋の最後にすぐ使えるのが便利です。
いり胡麻はお浸しにつぶしながら振りかけてもいいし、おにぎりを作るときご飯に混ぜ込んでもいいですね。
インスタント味噌汁は念のため、いつも出汁から作りますが時間がないときなどの非常用です。
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かつお節、昆布、煮干しなど。
かつお節は一番かさばるアイテムでしょう。出汁をひく、お浸しにかけるなど、使う分量の見当をつけて必要量を持っていきます※。袋の底に残った粉かつおはおにぎりを作るとき、醤油で合えてご飯に混ぜ込んでもいいですよ。いり胡麻も加えて、胡麻おかかおにぎりはけっこういけます。
昆布は出汁用に数枚あれば充分、煮干しも必要分だけジップ袋に入れていきます。乾燥ワカメは少量あれば味噌汁の具や酢物になります。
(※一泊だけなら出汁をペットボトルに入れ、冷凍して持っていくこともあります。凍らせてクーラーボックスに入れておくと保冷剤代わりになりますし、かさばるかつお節を持っていかなくて済みます。)
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その他
くずきりやお麩を入れておくこともあります。鍋や味噌汁に使えます。お茶パックやペーパーフィルターもジップ袋に小分けします。
鶏ガラスープのもとやタシダ(韓国版スープのもと)も簡単料理では使うことがあります。
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