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旅ごはんレポート
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四国で貴重な自炊宿
宝泉坊温泉 宝泉坊ロッジ
愛媛県西予市
TEL:0894-83-0151
1泊 3500円で宿泊しました。 |
■四国で自炊宿発見!
温泉の少ない四国。当然、自炊湯治という文化も縁遠いもの。まったくないのかなぁとあまり期待せず探してみたら、見つけました!
こちら宝泉坊ロッジは、公共の宿と思われる贅沢な造りで、温泉と自炊が楽しめる四国では貴重なお宿です。
直近にはこれといった観光スポットも見当たらないのですが、宇和島や大洲、四万十川といった四国の名所へ車で1時間くらいで行けて、意外と便利。
自炊をしなくても、ロッジの隣はレストランですし、すぐそばの道の駅で野菜の直売や特産品の販売もしていました。
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部屋のミニキッチン |

和室 |
■部屋
宝泉坊ロッジには本館と新館があり、新館の客室にはミニキッチンが付いています。新館は本館より500円高いのですが、自炊には利用価値大。チョイスしたのはもちろん新館のミニキッチン付き。コンロがひと口と流し、小さな冷蔵庫がついていました。
居室は清潔な和室、何の問題もありません。他に洋室タイプもあります。 |
■共同キッチンダイニング
新館にあるキッチンダイニング(共同利用)、キッチンは調理器具も整っており二組同時に利用が可能。ダイニングもゆったりしていて食器も揃っています。キッチンのついていない部屋でも、ここを利用すれば調理や食事に不自由することはないでしょう。
部屋のミニキッチンはやや狭く作業しづらいので、私はこちらの共同キッチンを使って主に調理させていただきました。ここでほとんどの調理を済ませ、部屋では鍋や出汁を温めたりするだけにしました。
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家族風呂 |
■温泉
風呂は宝泉坊ロッジに併設のクアテルメ宝泉坊の風呂を利用することになります。両施設は通路でつながっていて不便はありません。
ただしクアテルメ宝泉坊の営業時間が午前10時から午後10時までなので、深夜は風呂に入ることができません。また宝泉坊ロッジのチェックアウト時刻が午前10時までなので、クアテルメ宝泉坊で朝風呂につかることはできません。そのかわり別棟の家族風呂を朝の間だけ男湯女湯として利用することが出来ます。
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■旅ごはん
宝泉坊ロッジに向かう前に立ち寄った宇和島の道の駅「みなとオアシスうわじま」、ここに併設されている直売所でいいのを見つけましたよ! 大きな鯛がなんとたったの900円! いやぁびっくりしたぁ。正直手を出すか迷いました(大きすぎるので)。これも旅の一期一会と思い切って買いましたが、はたして2人で食べきれるか‥‥?
というわけで今日は鯛をたらふく喰う!
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鯛のお造り |
夕食
さぁて、鯛一本をどう食べつくすか。
三枚におろして半身は刺身に、残り半身はヅケと鯛ご飯用に、アラは鯛湯豆腐に仕上げましょう。
鯛のお造り
きれいな身ですねぇ。さすがに鯛、旨い! 皮も捨てちゃいけませんよ。湯引きして刺身に添えます。これ私の大好物、ネギとポン酢で食べると旨いんだぁ〜。 |
鯛湯豆腐
鯛のアラは軽く炙って昆布出汁に加えます。この出汁に豆腐と野菜を入れて湯豆腐にすれば、これがもぅ メチャクチャ旨い! 豆腐や白菜に鯛の香りと旨みがまとわりついてタマラン! もちろんアラにも美味しい鯛の身がいっぱいついてますから、ホジホジしていただきます。頭の部分って美味しい身がいっぱい隠れてるんですよね。ホホのあたりとか目の奥とか‥‥。ちょっと面倒ですが食べつくします。 |

鯛湯豆腐 |
朝食
昨夜の鯛湯豆腐の汁、鯛のエキスがたっぷり出てますから、使わない手はありません。この汁に塩と醤油をちょっと足してご飯を炊き上げれば、鯛ご飯の出来上がり。鯛の身もいっぱい入れました。朝から贅沢! それだけじゃありません。昨夜醤油に漬けておいた身はヅケとなって食べごろ、これをご飯にのせれば鯛のづけ丼です。これも旨かったなぁ。鯛ご飯にヅケがトッピングですよ! さらにそのづけ丼に熱い出汁をかければ鯛茶漬け、贅沢すぎてバチが当たりそう。
いやぁ〜ご馳走様でした!
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昼食
鯛ご飯のおにぎり
朝食の鯛ご飯、多めに炊いておいたので、残った分はおにぎりにしました。これホント美味しかった。宇和島の鯛、すみからすみまで食べつくしました!
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■道の駅みなとオアシスうわじま きさいや広場
宇和島の道の駅に併設された直売所「きさいや広場」、目の前がもう海という立地で海産物やその加工品、農産物なども並びます。海鮮を中心に食事処もあります。
とってもはやっている直売所で、商品も豊富。好印象でした。
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■内子の町歩き
昔、”ろう”の生産で財をなし、潤った内子の町。レトロな町並みが今も現役で、小さな町ながら、楽しいぶらぶらが出来ました。 |
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