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旅ごはんレポート
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温泉街の楽しさを自炊宿で満喫
小野川温泉 やな川屋旅館
山形県米沢市
TEL:0238-32-2721
1泊 3552円で宿泊しました。 |
■鉄筋コンクリート旅館に生き残った湯治文化
小野川温泉といえば、あの小野小町も来湯したという、歴史ある温泉地。その中心が”尼湯”という名の共同浴場なのですが、そのすぐ傍に立つ鉄筋コンクリートの立派な旅館が、やな川屋さんです。
この日は、予約なしでぷらっと訪れたので、どこに聞いてみようかなぁと迷っていました。周囲は、趣きある木造建築の宿が残るなか、事前にかすかな自炊情報があったのが、やな川やさん。
一見して建替って自炊なんてないよなぁ・・・という雰囲気ながら、ダメもとで、飛び込んでみると、意外にも自炊できるそう。ラッキー!
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■温泉は3か所
温泉は、”斧川の湯”という新しい大浴場、5F”展望露天風呂”(写真左)、別館にある”こまちの湯”(写真右)と3箇所もあり、豪華。お湯は、”こまちの湯”が一番良いように感じました。無色透明の熱い湯。
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部屋
2階の部屋に通されました。12畳ほどある変形ですが、広い部屋。冷蔵庫もあり、快適。
この部屋のある階は、廊下に自炊コーナーがあり、自炊向けのようでした。でも、この日は誰もお客さんが居ない模様。
他の2食付の方は結構居たようですが。 |
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自炊コーナー
レトロな10円コイン式ガス代がずらっと並ぶ自炊コーナー。広い流しもあります。が、お湯が出ないこと、炊飯器・ザルがないことが難点でしょうか。
電子レンジはあります。
ちなみに、今回は利用しませんでしたが、200円ほどプラスすると、朝晩のごはんだけ付く半自炊になるそうです。 |
■旅ごはん
この日は、急に泊まることにした為、食材はほとんどなし。近い米沢まで出ることすら面倒がって、温泉街の中で見つけた豆腐屋さんで豆腐だけ仕入れて、あとは、この日既に自炊旅3泊目だったので、たまった手持ちの野菜だけで調理です。
小野川温泉は、大きなお土産屋さんや食堂も健在で、ありがちな寂れた空気は感じられませんでした。いいこと。温泉街の中で、ちょっとした野菜くらいなら買物できます。ちゃんと食材の買出しをしようと思ったら、米沢の町が近いので、便利です。 |
夕食
春菊やほうれん草で、お浸しや炒め物。あぶらあげなど。
メインは、湯豆腐。目の前の豆腐屋さんで出来たばかりの豆腐で湯豆腐なんて、豆腐好きにはたまりません。 |
■尼湯
小野川温泉のシンボル的共同浴場。道の真ん中にどんと鎮座していて、風格たっぷりです。でも、中はこじんまり。脱衣場と浴室の間にドアがない、一体型。好みです。
脱衣ロッカーが明るい水色のペイントだったり、脱衣場と浴室との仕切りにきれいなガラスがはめられていたり、名前のイメージどおり、どこかかわいらしい雰囲気が漂います。
湯は、熱く、ほんのりと芳しい硫黄臭が漂い、満足。 |
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←尼湯の裏には、温泉卵つくり用温泉が! |
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←脱衣場の籠の前に、切り込みが。ここに、入浴券を挿して入浴。 ちなみに、入浴券は尼湯の向かいのお店で購入。200円。 |
■佐藤豆腐店
温泉街の中にある豆腐屋さん。お豆腐買いました。
ソフトクリームもあるよ。
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■小野川温泉豆もやし
温泉もやしってご存知ですか?私、初めて見ました。
温泉熱を利用して、栽培されているそうです。長さは20〜30cm。茎が長〜くのびた豆もやしです。これは、使ってみなきゃ!
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←ここで栽培されている模様。温泉街の中です。 |
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→買ったもやしはお浸しにしてみました。柔らかくて美味。豆がなかったら、そうめんみたいでしょ。 |
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