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旅ごはんレポート
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森の中の快適コテージ
西山温泉 湯島の湯
山梨県早川町
TEL:0556-45-2511
1泊 4150円で宿泊しました。 |
■深い山の中
山梨県早川町のイメージは、深い山。谷沿いの国道を進むと、小さな集落が時々現れるのみで、ほとんどは森の中です。
湯島の湯は、西山温泉の旅館があるところの少し手前にある、元学校の敷地に温泉が出て、それを利用した施設。元学校の校庭の隅に、小さなコテージが3軒建っていて、宿泊できるのです。
公営温泉というとどーんと大きな施設がありがちですが、この湯島の湯はこじんまりとした木の香あふれるセンスの良いつくりとなっています。
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■爽快な露天風呂
塩素無添加、非加熱、無加水、源泉100%かけ流しの湯。洗い場の湯も樋を流れる源泉を桶ですくって使います。贅沢ですねぇ。
湯舟は露天風呂が男女それぞれ2つずつ、湯は若干ぬるめで小さいほうの湯舟ではわずかに泡つきがみられます。川の音、涼しい風、鳥の声、実に爽快な湯浴みが楽しめました。湯上りには肌がさらさらした感触で、いい湯です。
外来入浴は午前10時から午後6時まで、それ以降は宿泊者専用タイムです。コテージは3棟しかないので、かなりの確率で貸切状態です。
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宿泊棟
湯島の湯にはコテージが3棟。8畳間に台所やトイレなどがついていて、機能的には全く問題なし。快適です。ただ周辺には民家も全くなく、夜など妙に心細くなったりして‥‥。 |
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台所
一般家庭の台所とほぼ同じです。流し、ガス台、冷蔵庫、電子レンジ、湯沸しポット、炊飯器‥‥。特に不自由はありません。 |
鍋とフライパンがひとつずつ、ザル、ボウルもひとつずつ、贅沢を言えばサイズ違いのものが複数あると便利ですが‥‥。
食器も最低限は揃っています。 |
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■旅ごはん
道の駅道志で山椒の芽180円を見つけました。以前群馬の農産物直売所で買った山椒の佃煮がとても美味しかったので、自分でも作ってみたかったんです。ちょうどいい、買い! 他には道志菜(アスパラ菜みたい)90円も購入。次に道の駅なるさわで実山椒300円を発見、これもついでに買いましょう。塩漬けか佃煮にして冷凍保存しておけば年中使えます。
というわけで今日の料理のテーマは山椒に決定。さてどう料理に使うか? 西山温泉へ車を走らせながら無い知恵を絞る‥‥。
身延町で最後の買い物をしました。鶏もも肉とたまねぎ、ほうとう生麺(さすが山梨)、竹輪、豆腐を購入。
宿に着いたら、ちょうど宿の方が、実山椒をしょうゆ漬けにしているところ。本当に、山椒の旬真っ盛りなんですねぇ。 |
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山椒の芽は硬い軸を取り去り、実山椒は枝を外してスタンバイ。
スーパーでほうとうの生麺を見つけ思わず買っちゃいました。ご当地物!
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夕食
鶏の山椒焼き
鶏に塩を揉みこみ、実山椒を軽く潰してまぶします。酒をふりかけてラップし数時間そのまま置いておきます。これを皮目から香ばしく焼き上げて完成。噛み締めると鶏の旨みと山椒の香りがフワーッと広がり美味!
道志菜のお浸し
道志菜はさっと湯がいて出汁醤油をかけてお浸しに。 |

鶏の山椒焼き |

道志菜のお浸し |
竹輪、たまねぎ、道志菜の酢の物
酢、醤油、みりんを出汁で割って和えただけです。
豆腐の山椒醤油がけ
山椒醤油は、実山椒を醤油につけただけです。つけてすぐでも食べれるよと地元のおばさんは言ってましたが、ちゃんと馴染んでからの方が美味しいようです。
締めはほうとう
出汁に鶏肉、たまねぎを入れ、味噌で調味、ここにほうとうを投入して煮込みました。やっぱり生麺はコシが違いますねぇ。美味しかった! |
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朝食
竹輪の蒲焼
フライパンで焼いた竹輪に酒、みりん、醤油、砂糖を絡ませて蒲焼風に。山椒風味が合います。
山椒の芽の佃煮
初トライなのでちょっと失敗気味、アクがよく抜けておらず筋っぽい。
あとは納豆、冷奴、豆腐と道志菜の味噌汁。
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昼食
竹輪山椒おにぎり
竹輪の蒲焼を刻んでご飯に混ぜました。筋っぽかった山椒の佃煮もみじんにして一緒に和えておにぎりに。この山椒佃煮がなかなかいい活躍で、おにぎりを頬張ると山椒のいい香りが口いっぱい広がります。ナイスリカバー! |
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うどん あったかいの |

うどん 冷たいの |
■吉田うどん
富士吉田名物の吉田うどん、「桜井」で食べてみました。 メニューはシンプルにあったかいのと冷たいの。 キャベツと揚げがのっかった定番のうどんが350円、安いなぁ。 一口すすって驚きました。コシは強いが、讃岐のようなコシでなく無骨な田舎うどんという感じ。 冷たいうどんはさらに強烈な噛み応え!
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