自炊部旅ごはんトップ
旅ごはんレポート
|
 |
|
贅沢に湯質の異なる4つの源泉を堪能
鳴子温泉 姥の湯旅館
宮城県大崎市
TEL:0229-83-2314
1泊 3220円で宿泊しました。 |
■素晴らしい温泉!
鳴子温泉は、温泉好きなら絶賛する温泉地です。というのは、なんといっても、その温泉のバラエティーの多さ!硫黄の白濁泉から硫酸塩泉などなど、様々な湯質の温泉が湧いていて、しかもどれも濃度があるのが素晴らしい。また、1つの旅館で複数の源泉を持っていることが珍しくないのです(!)
そして、湯治文化が現役で、一般の一泊二日型観光客向けの大型旅館の影で、昔ながらの小さな自炊宿がたくさん今も営業しているのです。
今回お世話になったのも、そんな昔ながらの湯治宿。鳴子の駅から、国道方面へ下ったところにひっそりとある姥の湯旅館。とっても、渋い宿ですが、4源泉をもつ実力派です。
|

↑露天風呂(啼子の湯) 旧泉名で含ぼう硝重曹泉 1つしかないので混浴、女性タイムがあります |

↑こけし湯 硫黄泉 白濁で濃厚 |

↑亀若の湯 単純泉 でも金気あり |

↑源義経の湯 含土類重曹泉 旅館部専用 |
 |
 |
■ディープ自炊部
自炊部は木造のいかにもといった趣。部屋は、畳の6畳間と廊下&窓際部分が使えます。窓際にコンロも1口あり。
食器や鍋も一通り、窓際の棚の中に入っています。炊飯器は、別料金。
廊下との境部分に、温泉管が通っていて、うすぼんやりと暖か。コタツは別料金・・・
|
流しや冷蔵庫は、共同です。
煮炊きとガス瞬間湯沸かし器は、午後9時迄。その後は、火災防止の為、元栓が閉じられます。 |
 |
 |
■旅ごはん
この日は、何故か塩竃の魚市場でお買い物をしてからの、鳴子入りでした。鳴子の少し手前の”あ・ら・伊達な道の駅”でも、産直品が豊富なので、キノコをゲット。あとは、鳴子のスーパーで、足りない食材を買い足します。鳴子はスーパーもちゃんとあるので、買い物には事欠きません。 |

↑塩竈の魚市場で買ったまぐろのお刺身 |
 |
本日のメイン
キノコのとろみ鍋
鶏挽き肉に水を加えてよくほぐし、火にかけてゆっくりと温度を上げていきます。
出てくるアクを丹念にすくい取り、醤油・酒・みりんで調味。
水溶き片栗粉で少しとろみをつけ、キノコ、春菊などを投入して完成。
締めは、ここにうどんを投入です! |
カレイの煮付け
塩釜のカレイです。ゴージャス!ふふっ。フライパンにぎりぎり入る大きさでした。淡白だけど、煮魚ってやっぱり、おいしいですね。
さすがに、一匹は朝にまわりました・・・
於茂多加(おもたか)福露搾り純米吟醸
本日のお供は阿部勘酒造の於茂多加(おもたか)福露搾り純米吟醸。旨みがのったふくらみのあるいい酒でした。(下記参照)
|
 |
 |
 |
 |
朝食
めかぶと納豆
青菜の味噌汁
カレイの煮付け
昨晩の残り物と、出来合いのものと。簡単でしょ。
写真はありませんが、もちろんこの日ももちろんご飯の残りは、おにぎりに。 |
■塩竃水産物仲卸市場
こちらの市場、スゴイです。
塩竃の漁港にあるのですが、大きな体育館みたいなところに、ぎっしりと魚屋さんが!仲卸市場という名前ですが、一般の人でも買えます。ただ、量は多め。大体魚は4〜5匹が1セットになっているので、旅行中だとメニューを熟考しないとうかつに手を出せません。でも、中には少量のお刺身もあって、中の食堂で食べることもできます。
|
■阿部勘酒造場
塩竃の魚市場に向かっている途中、信号待ちをしていた時。ふと沿道のお店を見ると、あれ?阿部勘? 阿部勘といえば、関東で何度か飲んでいたお酒。
これ幸いと、急遽立ち寄ることに。銘酒の名に恥じない立派な建物。で、上記の”於茂多加(おもたか)福露搾り純米吟醸”をお買い上げ。
ちなみに、阿部勘という酒銘は、東京方面限定銘柄なんだそうです。
|
 |
|