自炊部旅ごはんトップ

旅ごはんレポート
青森県
温湯温泉盛萬旅館
湯ノ沢温泉なりや温泉
秋田県
ユフォーレ温泉
岩手県
鉛温泉藤三旅館
鶯宿温泉かどや
宮城県
鳴子温泉姥の湯
鳴子温泉農民の家
青根温泉岡崎旅館
山形県
小野川温泉やな川屋
福島県
岳温泉岳の湯
吉野谷鉱泉
ほっとはうすさめかわ
茨城県
公共の宿マウントあかね
栃木県
那須湯本雲海閣
群馬県
草津温泉ワンディ美津木
神奈川県
強羅温泉紀州鉄道強羅ヴィラ
山梨県
西山温泉湯島の湯
長野県
鹿教湯温泉河鹿荘別館
秋川渓谷温泉瀧の湯
湯田中温泉翠泉荘すぎもと
新潟県
松之山温泉民宿みよしや
静岡県
冷川温泉ごぜんの湯
大沢温泉山の家
土肥温泉貸別荘ふじた
鳥取県
関金温泉湯楽里
島根県
温泉津温泉米子屋
岡山県
真賀温泉真賀ホテル別館
愛媛県
宝泉坊温泉宝泉坊ロッジ
高知県
松葉川屋
大分県
鉄輪温泉陽光荘
由布院温泉貸別荘由布岳荘
熊本県
岳の湯温泉豊礼の湯
鹿児島県
指宿温泉元屋

おすすめ自炊グッズ

油臭温泉中毒に

松之山温泉 民宿みよしや

新潟県津南町
TEL:025-596-2017
1泊 3850円〜

■役立つ自炊宿リスト

今回は、予定していた宿にふられ、突然の松之山訪問。宿はいつも、きままな当日予約なので、こんな時こそ携行している自作”自炊宿リスト”が大活躍!

松之山温泉は、日本でも有数の豪雪地帯にあり、以前はその雪が見たくて、真冬に訪れたのでした。期待通りの5m以上の積雪で、「すごーい!」と喜びました。
今回は、爽やかな新緑の時期。以前とは全く異なる温泉街の景色です。でも、狭い谷間に肩を寄せ合うように宿が並ぶ町の印象はそのまま。

その温泉街の中で、唯一自炊ができるお宿が、本日お世話になる”みよしや”さんです。

■扉を開けた瞬間

ああ〜っ!久しぶりのこの油臭
扉を開けた瞬間に、浴室から溢れてくる石油のような強烈な匂い。
決してよい香りとはいえないこの油臭温泉を、はじめて体験した時は、なんて匂いなんだ〜とひたすらびっくりしていたものですが、慣れてしまうと、心をつかんで離さない魅惑の香りに感じられてきて・・・これは、もう油臭中毒!?
それにこの感触。全く無色透明の綺麗な湯なのですが、指の間に感じるしっかりした感触。相当に濃度の濃い食塩泉です。
浴室は、2つあり、入り口には、男性入浴中、女性入浴中のそれぞれの札が。要は、好きな方に入って、その札をかけておけばいいという訳ですね。

通されたお部屋は、ごく普通の和室。でも、違うのは、床の間にあるこの食器棚。部屋に専用器が一通り、揃えられています。棚の上には、昭和レトロな炊飯器。

自炊は、共同の自炊室で。8畳くらいの広さで、必要なものは一通り揃っています。ガスは、10円コイン式。

■旅ごはん

今日のお買い物は、道すがらの道の駅直売所で、新鮮なズッキーニやアスパラなどを買いました。後は、津南のスーパーで身欠きにしん、ナメコ、丘ひじきなど買い込みました。このあたりでは山菜類を、身欠きにしんや鯖缶などの日持ちがする魚系食材と合わせて煮物にするのが今でも定番のようで、たくさん売られているのを目にします。
「郷に入れば、郷に従え」ということで、今回は、日頃はあまり使わない、身欠きにしんがメインという渋いメニューになりました。

←本日の
 メインディッシュ

 
ズッキーニと
 身欠きにしんの煮物

 行き当たりばったりの創作ですが、意外にいけましたよ。

(ニシンとズッキーニを水、酒、醤油、みりん、生姜と煮る

丘ひじきのお浸し冷奴


ナメコと丘ひじきのわさび和え
湯がいた具を出汁醤油わさびで合える
ズッキーニの酢醤油焼き
フライパンで両面焼き上げ、火を止めて酢醤油をからめる

アスパラのキンピラ
ごま油で炒め酒砂糖醤油で調味

アスパラソテー
フライパンで焼き酒醤油をからめて

締めはナメコうどん

なめこで麺が見えない・・・^^;
かつお出汁にみりんと醤油を1:1で加えなめことうどんを投入
津南の酒屋さんで仕入れた地酒「松乃井」の生酒が今日のお供。

朝食

ほうれん草と豚肉のさっと煮
(出汁に醤油、酒、みりん少々で調味)
豆腐とほうれん草の味噌汁。
あとは冷奴と納豆。

→余ったご飯は昼食用におにぎりに。
醤油をかけたかつお節と煎り胡麻をごはんに混ぜ込んで。




■魚沼地方

松之山温泉の周囲は、全国的に有名な米どころ。かなり傾斜のあるところで見事な棚田風景が広がっていました。

国道の道路標識が妙な形を‥‥、さすが豪雪地帯、雪が積もらないようになっているんですね!

■道の駅 花の駅千曲川

今回、はじめて行った道の駅。豊田飯山ICから国道を野沢温泉方面に向かった飯山市内にあります。
千曲川の眺めがよく、直売所も充実しています。今回の旬は、ズッキーニと根曲がり筍だったようです。
■小赤沢温泉 楽養館

ちょっと足をのばして、秋山郷へ温泉につかりにいきました。
国道とは思えない山道をだいぶいったところに、冬季は休業になる秘湯が。
お湯は、個性的な濃茶濁。表面にカルシウムの膜が張る濃い温泉です


2009年6月訪問
トップ角間荘メール